史跡古津八幡山遺跡 歴史の広場
史跡古津八幡山遺跡 歴史の広場について
歴史の広場は「史跡公園」と「史跡古津八幡山弥生の丘展示館」で構成されています。
古津八幡山遺跡は弥生時代の大規模な高地性環濠集落です。古墳時代には新潟県内最大の円墳である古津八幡山古墳が造られました。
古津八幡山遺跡は史跡公園として整備し、竪穴住居7棟や古墳など当時の風景を再現しています。
天気の良い日には古墳頂上からの眺めをお楽しみください。
麓には古津八幡山遺跡の発掘調査で出土した土器や石器などを展示しているガイダンス施設「弥生の丘展示館」があります。こちらでは、勾玉づくりや弓矢体験など月替わりでさまざまな体験学習をすることができます。
なお、イベント開催時や団体来館時には体験をお休みすることもございますので、事前のお問い合わせをお願いします。
また、10名様以上でのご来館の際には団体利用予約が必要になります。お気軽にお問い合わせください。
皆様のご来館をお待ちしております。
里山への想い
史跡古津八幡山遺跡は新津丘陵の北西端に位置し、史跡指定面積は12haにもおよびます。
古津八幡山遺跡では縄文時代と弥生時代に集落が営まれ、古墳時代には県内最大の古墳が造られました。
また、隣接地では奈良時代~平安時代に製鉄が行われ、燃料となる炭も生産されていました。
第二次世界大戦前後は畑として利用され、その後は多くの杉が植林されたことにより杉林となっていましたが、時代の変化とともに杉の需要が減り、間伐などの手入れがされないまま長い間放置されてきました。
史跡公園を整備するにあたり弥生時代の植生に近づけるために杉林を間伐し、一部に繁茂していた孟宗竹を伐採しました。その結果、コナラやクヌギ、クリなどの落葉広葉樹が増え、カブトムシなどの昆虫が見られるようになりました。
今後も市民に親しまれる古津八幡山にしていきたいと思っています。
基本情報
所在地 |
【史跡公園】新潟市秋葉区古津地内 【弥生の丘展示館】〒956-0846 新潟市秋葉区蒲ヶ沢264番地(新津美術館隣) |
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連絡先 | 【弥生の丘展示館】電話・FAX 0250-21-4133 |
開館時間 |
【史跡公園】24時間 ※照明設備はありません。日暮れ後のご利用は足元に十分ご注意ください。 【弥生の丘展示館】10:00~17:00 |
定休日 |
【史跡公園】無休 ※弥生の丘展示館休館日には竪穴住居は施錠しており、中には入れません。 ※冬期間、トイレは施錠しており、使用できません。 【弥生の丘展示館】月曜、休日の翌日、12月28日~翌年1月3日、ほかに企画展準備に伴う臨時休館あり |
料金 |
【史跡公園】無料 【弥生の丘展示館】入館無料、体験は一部有料(料金は体験メニューにより異なります) |
アクセス |
【史跡公園】 ・お車でお越しの際は、花と遺跡のふるさと公園の駐車場をご利用下さい。駐車料金は無料です。 ・史跡公園へは弥生の丘展示館脇から徒歩10分程です。坂道や階段を登るため歩きやすい靴でお越し下さい。 【弥生の丘展示館】 ・高速道路 磐越自動車道新津ICから国道460号経由で約25分、または新津西スマートICから国道403号を三条・加茂方面へ約15分 ・一般道路 新潟方面から国道49号茅野山ICから国道403号経由約20分 ・JR 信越本線新津駅からタクシー約15分、古津駅から徒歩約25分、矢代田駅からタクシー約5分 ・バス JR新津駅東口バス停から、秋葉区バス「新津駅西口行き」に乗車約24分、「美術館・植物園前」で下車、徒歩すぐ、または新潟交通観光バス「矢代田経由白根・潟東行き」に乗車約12分、「新津美術館入口」で下車、徒歩約5分(日・祝運休) JR矢代田駅前バス停から、秋葉区バス「新津駅東口行き」に乗車約7分、「美術館・植物園前」で下車、徒歩すぐ、または新潟交通観光バス「新津駅行き」に乗車約5分、「新津美術館入口」で下車、徒歩約5分(日・祝運休) |
URL | https://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/rekishi/maibun/kuni_furutsuhachiman/index.html |
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